1つの焦点に合わせたレンズ
単焦点眼内レンズを装着することで、症状を改善できます。
ただし、1つの焦点に限り調整してあるため、近距離と遠距離のどちらかが見やすくなります。
手元に焦点を合わせた場合と、遠くに焦点を合わせた場合の違いは下の写真のような見え方になります。
手元に焦点を合わせた場合
遠くに焦点を合わせた場合
手術は、豊富な白内障手術実績を持つ専門医が実施します。
手術を受けられる前には、詳しい治療方法や現在の眼の状態について詳しく説明させていただくようにしていますのでご安心ください。
白内障手術担当:信田 和男
医療法人 信眼会 理事長
(財)日本眼科学会認定眼科専門医
多焦点眼内レンズの取り扱いを開始
中浦和眼科医院では、患者様のご希望になるべく広く添える様に白内障手術での、多焦点眼内レンズの取り扱いを2020年5月1日より始める事に致しました。
詳細はこちらからご確認ください
白内障は、眼の中でレンズの役割をしている水晶体が濁ってしまい、視力が低下する病気です。
主な原因は加齢で、歳を取る程白内障になりやすくなっていきます。
ただし、アトピーや糖尿病の方は若くても発症しやすい傾向にあります。
白内障の原因として最も多い「加齢」は避けられない事です。
50代から発生確率が高まり、80歳以上ではほぼ100%と言われています。
少しでも症状を感じたら、40代後半から検査だけでも受けてみることをおすすめします。
糖尿病やアトピー性皮膚炎などの合併症が原因となり、若年層でも発症する事があります。
母体の感染症による生まれつき白内障になる事があります。
眼を傷つけたり、薬剤の副作用が原因になる事があります。
ぶどう膜炎,網膜剥離,網膜色素変性症など、他の眼の病気が原因となり発症する事があります。
白内障は、放置しておいても自然と治ることはありません。
早めに治療を受ければ治る場合でも、しばらく放っておくと、手遅れになって眼が見えなくなってしまうことがありますので、少しでも見え方がおかしいと感じた方は、すぐにご来院ください。
日差しでまぶしくなる
明るい場所で見えにくい
視界がかすむ/ぼやける
一時的に近くが見やすくなる
眼鏡が合わない時がある
老眼鏡でも文字が見づらい
テレビの字幕が見づらい
モノが二重に見える
眼が痛い
長時間文字を読むことができない
長時間細かい作業ができない
日本眼科学会認定眼科専門医による安心の手術
症状が軽い方は、目薬による治療をしながら様子見をすることになりますが、生活に支障が出るくらい見えづらい場合には、手術で根本的に治療します。
手術は眼の局所麻酔下で実施し、角膜を切開してそこから器具を挿入し、濁った水晶体を削って眼内レンズを取り付けます。痛みはほとんどなく、術後はその日のうちに歩いて帰ることができます。
手術前後の食事制限もありません。ただし、麻酔で視界がぼやけているため、車の運転は控えてください。
・食事や日常生活制限は特にありません。
・手術3週間前に診察と検査を実施し、手術後の注意点をご説明します。
・手術3日前から抗菌薬の点眼を1日4回手術をする眼に行っていただきます。
3週間前の検診時に手術後の生活についてご説明します。手術3日前から抗菌薬の点眼を1日4回手術をする眼に行っていただきます。
食事や通常生活は特にいつもどおりで問題ありません。
・前日は、洗髪・入浴をしっかりと行ってください。
・朝の内服がある方は、忘れずに飲んで下さい。
・当日は、来院前に洗顔をして頂きます。
女性の方は、お化粧は当日はしないで来院下さい。
・来院後は体調の変化がないか、体温・血圧の測定を行います。
・手術担当の診察後、順番に手術となります。
・術後は、眼帯をしてお帰り頂くので、帰りはお迎えがあると安心です。
手術は点眼麻酔で行います。麻酔がよく効いていれば、ほどんど痛みはありません。また体にも負担がありません。
手術は10分弱となります。白内障の程度や他の合併症の有無によって個人差はありますが、通常の場合ですと切開を加えてから終了まで10分弱ぐらいです。
・術後から一晩眼帯を外さずに来院してください。
来院されたらすぐに眼帯を外します。
・手術翌日の経過観測のために、 視力検査・眼圧・診察を行います。
・点眼薬を3種類処方します。徐々に点眼薬の本数は減っていきます。
基本的には必要です。眼内レンズ(人口水晶体)にはピントを合わせる力がありません。
しかし、この眼内レンズの種類によっては、生活の中でメガネをかける時間が非常に少なくなる方や、人によってはメガネがいらなくなる場合もあります。
メガネを作り直す場合は、手術後1ヶ月後ぐらいとなります。
入浴は、首から下までとしましょう。顔は拭く程度にし、髪を洗う際には顔にかからないように仰向けでお願いします。
手術後ですので運転はもうしばらく待ってください。運転については手術後一か月後ぐらいが理想です。
日常生活や仕事は普段と変わりませんが、運転や重たいものを持つことは避けましょう。
・視力・眼圧・眼底カメラ(散瞳)による検査を行います。
散瞳の場合は、4~5時間見えづらくなるので、自転車・車での来院はお控えください。
・手術後の翌日に処方した目薬3種類の点眼をしっかりと継続してください。
入浴は、首から下までとしましょう。顔は拭く程度にし、髪を洗う際には顔にかからないように仰向けでお願いします。
手術後ですので運転はもうしばらく待ってください。運転については手術後一か月後ぐらいが理想です。
日常生活や仕事は普段と変わりませんが、運転や重たいものを持つことは避けましょう。
・手術後1週間後に視力・眼圧検査を行います。
・2週間経過すれば通常通りの生活で問題ありません。
・通常ですと3か月から6か月の継続通院をお願いしています。
・術後1ヶ月は、感染症のリスクがありますので術後1週間後から1ヶ月までは、1週間に1回来院をお願いしております。その後は、状態をみて回数を減らしていきます。
1ヶ月後は、個人差がありますが通常ですと6ヶ月ぐらいまでは術後の経過観察のため通院をお願いしております。
・1日目に処方した点眼を継続してください。
はい。いつも通りの洗顔・洗髪が可能です。
手術後ですので運転はもうしばらく待ってください。運転については手術後一か月後ぐらいが理想です。
日常生活や仕事は普段通りで問題ありません。
レンズは直径6mm程で、後房に固定するためにループがついています。
眼内レンズをいったん挿入すれば、取り換える必要はありません。
単焦点眼内レンズを装着することで、症状を改善できます。
ただし、1つの焦点に限り調整してあるため、近距離と遠距離のどちらかが見やすくなります。
手元に焦点を合わせた場合と、遠くに焦点を合わせた場合の違いは下の写真のような見え方になります。
手元に焦点を合わせた場合
遠くに焦点を合わせた場合
多焦点眼内レンズはピントを近くと遠くの2つ、または近くと遠く・中間の3つに合わせる事が出来るレンズです。多焦点眼内レンズによって、眼鏡の装用頻度が軽減できる可能性が高いといわれております。
日程 | 両眼手術後 | 片眼手術後 |
---|---|---|
翌日 | 診察 | 検査・診療 |
3・4日後 | 診察 | 検査(眼圧検査を含む)・診療 |
10日後 | 検査(眼底検査を含む)・診療 | 検査・診療 |
2週間 | 診察 | 検査・診療 |
3週間 | 診察 | 検査・診療 |
1か月 | 検査(眼底検査を含む)・診療 | 検査(眼底検査を含む)・診療 |
眼に光を当てると、縮瞳といって黒眼が小さくなります。
眼の中を診るには、黒眼から診る必要があるので、黒眼が小さくなってしまうと、見える範囲がとても狭くなってしまいます。
眼の中、眼の底(眼底)に病変がないか確認するためには、見える範囲を広くする必要があるので、黒眼が光を当てても狭まらなくする目薬(散瞳点眼)を使います。
散瞳すると、光を眩しく感じるようになり、細かい文字が見えにくくなります。
点眼の効果時間は人によって違いますが、3時間~5時間ほどです。
お車を運転して来院された方は、危険なため、この検査は出来ないことがあります。
最初は、目薬で白内障の進行を抑えます。
日常生活に支障をきたすようになってきた場合に手術を考えます。
早めに手術が必要な人の特徴
白内障が進行している/緑内障などの手術を予定している/糖尿病網膜症の恐れがある
車の免許の更新が近い方
白く見えるとは限りません。
眼がかすむ、ぼやけて見えるなどの視力低下や眩しさを感じたりもします。
手術は点眼麻酔で行います。
麻酔がよく効いていれば、ほどんど痛みはありません。
また体にも負担がありません。
片眼だけでも手術を行うことは出来ます。
片眼だけ先にされて、何年か後に反対の眼をされる方もおられます。
患者様の希望次第です。
ただ、両眼を同じ時期にされた方がメリットの多い方もおられます。
両眼の手術を行う場合は1週間空けて行います。
いいえ、当院では、日帰り白内障手術を実施しております。
白内障の程度や他の合併症の有無によって個人差はありますが、通常の場合ですと、切開を加えてから終了まで10分弱ぐらいです。
人工のレンズを眼の中にいれるので、その度数を詳しく検査で調べていきますが、日常生活に支障はありません。
ただし、コンタクトレンズの使用を1ヶ月以上前に中止しなければなりません。
基本的には必要です。
眼内レンズ(人口水晶体)にはピントを合わせる力がありません。
しかしこの眼内レンズの種類によっては、生活の中でメガネをかける時間が非常に少なくなる方や、人によってはメガネがいらなくなる場合もあります。
2017年時点で、単焦点眼内レンズ挿入、保険適用の日帰り白内障手術の場合下記の金額となります。
金額は当日のお薬代を含めての目安です。
眼の状態などによって検査内容やお薬が変わるため、多少前後する場合があります。
国内の白内障手術件数が年間約100万件に対して、眼科専門医が約1万人います。
専門医1人当たりの手術件数は年間平均100件と想定されますので、有数の手術件数を実施しているといえます。
診療時間/曜日